マルチーズの飼い主さん紹介（３）

これまでにも何度か空輸で子犬をお届けしてきましたが、今回は初めて姉妹そろってのお届けとなりました。両ご家族とも、予約をされてからワンちゃんとの対面を心待ちにされていた事と思います。そして当日は、我が家から巣立った子犬の飼い主さん同士が顔を合わせるという、素晴らしい機会にも恵まれました。ペットショップで買ったのなら、この子の兄弟がどこへ行ったのかなんて分からないですからね。温かいご家庭に迎えられて本当に良かったと思います。九鬼さん、中山さん、これからワンちゃんと幸せな日々を過ごしてくださいね。

小川さんご夫婦は、キクの子犬が生後20日頃に一度お越しになり、その時点で次女をご予約下さいました。それから調度二ヶ月、心待ちにされていた事と思います。二ヶ月ぶりに会ったキクの子犬の成長にとても感動されていました。そして、最初は戸惑っていた次女も、しばらくするとピョンピョンと跳びはねて楽しそうに遊んで貰いました。「可愛い〜」と言って次女と顔をくっ付けていた奥様の笑顔がとても印象的でした。愛嬌たっぷりのマロンちゃんなら、きっと楽しい家族の一員になってくれる事と思います。

高木さん御一家は、お嬢さんの強い要望で子犬を飼う事になったそうです。近所で飼われているマルチーズを見て、この犬種に惚れてしまったとか。「毎日散歩に連れて行けるかい？」とブリーダー公子が尋ねると、「うんっ！！」としっかりした口調で返事してくれました。この子達なら大丈夫。思い起こせば我が家に最初のマルチーズ「チビ」が来たのも、僕が同じ年頃の事でした。子供の成長と子犬の成長が平行して見る事が出来る、理想的な時期だと思います。ミルクちゃん、そしてお子さん達の成長をとても楽しみにしています。

島津さん御一家は昔から何匹も犬を飼われていて、常に犬と共に生活されていたそうです。昨年最後のワンちゃんを亡くされ、失意の中で当犬舎の存在をお知りになりました。レモンの三姉妹と対面され、どの子も可愛いとご家族で悩まれましたが、最終的に三女をご指名下さいました。一度犬との幸せな生活を体験すると、もう犬のいない生活には戻れなくなるんですね。当犬舎のある朽木に咲いていた桜がとても印象的だったそうで、この子の名前は桜ちゃんに決まったそうです。島津さん・桜ちゃん、本当に良い季節に出会えてよかったですね。